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日立アルプスの市内から見た写真

 

 

←南、水戸・東京方面

 

 

 

 

 

 

 

 

                                              北、いわき・仙台方面→

日立アルプスとは、ハイキングクラブ「のんびり」が名付けたもので、日立市南部の、風神山(241.9m)から最高峰の高鈴山(623.3m)、御岩山(492m)、神峰山(598m)、羽黒山(490.8m)、蛇塚を経て鞍掛山(247.6m)、神峰公園に至るハイキングコースを言います。また、羽黒山からは小木津山自然公園へ至るコースや高鈴山から助川山市民の森へ至るコースなどバエリエーションに富んだハイキングコースとなっています。

ハイキングコースは、高鈴県立自然公園に指定され、杉や檜などの針葉樹や広葉樹の雑木林の中の歩きとなるので展望はあまりよくありませんが、ヒサカキのトンネルの広い登山道があったり、太平洋や日立の市街地を望める休憩に適した場所もあり、真冬でも積雪はほとんどなく、一年を通して多くの市民に歩かれています。

高鈴山は田中澄江さんの花の100名山(旧版)でセンブリの山として紹介されていました。このコースでは、スミレ、ギンリョウソウ、ギボウシ、ヤマジノホトトギスなど四季を通して多くの花が見られます。また、キツネ、タヌキ、リス、ムササビ、ウサギなどの小動物や野鳥も多く見られます。

ハイキングクラブ「のんびり」では、毎年5月の連休明けに、風神山山頂駐車場から鞍掛山下の駐車場まで約23Kmの距離を歩く、市民の参加を募った「日立アルプス市民ハイキング」を開催し、2009年で28回目となりました。毎年150人を超える一般参加者があり、毎年参加する常連者も増えてきています。残念ながら市民ハイキングは、本会員の高齢化と会員数の減少で2018年から中止されています。再開できるように、会員数の増加に努めています。


この前年、2008年には、NHK水戸放送局の取材班が同行し、その模様を地デジで放映されました。

2008年、田切美智雄さん(茨城大学名誉教授)の研究チームが、小木津山自然公園入口の小さな滝で、5億500万年前の地層を初めて発見。御岩山やかみね公園山頂展望台などでその露頭を見ることができます。なお、興味のある方は、日本最古・5億年の石をめぐる散策コースが、茨城県北ジオパークの日立ジオサイトのWEBページからPDFファイルでダウンロードできます。

コースタイム

日立アルプスのコースです。

風神山山頂駐車場から鞍掛山駐車場まで  このコースタイムは目安です。

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